仕事が忙しくジムに行く時間がない。
周りの目を気にせずマイペースに筋トレをしたい。
毎月ジム代を払うのはお金がかかるから自宅で全身鍛えられる器具を揃えてコスパよく筋トレをしたい。
これから筋トレを始めようと思うけどどんな道具があればいいんだろう?
自宅で筋トレをしたい!という理由は様々あると思います。
私も筋トレを5年続けている間に同じように考えて、1年間自宅で筋トレを行いました。私が自宅トレーニングをしようと思った理由は、当時の筋トレメニューを振り返ると家でも出来るのでは?と思ったことです。
今回は実際に私が自宅用の筋トレ器具を購入し、ジムと同じレベルで鍛えることができた道具3選を紹介していきます。
結論から言うと、
- 可変式ダンベル
- 可変式ベンチ
- チンニングスタンド
この3つを揃えると自宅でもジムと同じ強度でトレーニングを行うことが可能になります。
ではなぜこの3つが必要になるのか?この後詳しく解説していきます!
可変式ダンベル
可変式ダンベルって何?
そもそも可変式ダンベルとはどんなものなのか。
可変式ダンベルとは重さを自由に変える事ができるダンベルのことです。
普通のダンベルであれば2kg、4kgとそれぞれの重量を用意しなければいけませんが、可変式ダンベルであれば1つのダンベルで2kg〜32kgまで完結する事ができるものもあります。
重量変更もスムーズに行う事ができるため、トレーニング内容によって重量を変更する際にはストレスなく素早く対応する事が可能です。
可変式ダンベルの種類
可変式ダンベルにも色々な種類があります。
- シャフトにプレートを付け外しして重量変更するタイプ
- ダイヤルやレバーを回して重量変更するタイプ
- ピンを刺して重量変更するタイプ(ブロックダンベル)
など様々な種類の可変式ダンベルがあります。
ではそれぞれの可変式ダンベルの予算とメリットを紹介していきます!
可変式ダンベルの予算
- プレート取り付けタイプの可変式ダンベル
シャフトにプレートを取り付けるタイプの可変式ダンベルの大きな特徴として
安価である
ということです。
相場は約5000円〜購入する事ができ、予算を抑えたい人には大変おすすめです。
まずは低予算で始めたいと言う人はプレートを取り付けるタイプの可変式ダンベルを購入してはいかがでしょうか?
- ダイヤル式可変式ダンベル
ダイヤル式の可変式ダンベルは特徴として高価である傾向があります。
相場は約11,000〜70,000円と幅があります。
なぜここまで差があるのかというと、重量の幅と利便性になります。
重量が重いほど高価になっていく傾向があります。そして重量変更の幅も2kgごとに変更できるか4kgごとに変更できるかによっても価格は変わります。
また利便性についてですが、安価なダイヤル式ダンベルだと重量ごとにダンベルの幅が変わらないので不便に感じることが多くなります。
例を挙げると、4kgで筋トレをするときに32kg分のプレートがついた幅でトレーニングする必要が出てきます。
高価なダイヤル式ダンベルになると、重量ごとにダンベルの幅が変化します。
また重量変更もスムーズになるためトレーニング時のストレスを感じることなくトレーニングすることが可能になります。

筋トレは継続が大事なので、高くても利便性の高いダンベルを購入することをおすすめします!!
- ブロックダンベル
ブロックダンベルはやや高価になります。
相場は約12,000円〜購入することができます。
こちらも値段に幅がありますが重量変更の幅によるところが大きいです。
自分でプレートを付け替えるのは面倒…
だけどダイヤル式ほど高いのは手が出ない…
という人に向いている商品です!
可変式ダンベルのメリット
- プレート取り付けタイプの可変式ダンベル
プレートを自分で取り付ける可変式ダンベルのメリットは安く揃える事ができる事です。
まだ筋トレを始めたばかりであまりお金をかけたくないと言う人に最適な選択かと思います。
ダンベルの構造もシンプルなので耐久性が高く壊れにくいです。
コスパを求める方はぜひこちらの可変式ダンベルをおすすめします!!
- ダイヤル式可変式ダンベル
ダイヤル式のメリットはスムーズに重量変更が可能になる事です。
種目の変更に伴う重量変更や少し重量を落として追い込む重量変更など重さを変える機会は多いのでストレスなくトレーニングを行う事ができます。
また、自宅でトレーニングをする上で非常に重要になるのが保管スペースが必要になる事です。
その点ダイヤル式の可変式ダンベルであればコンパクトに保管する事が可能になるので自宅での筋トレに最適と言えます。
少し高価になりますが自宅で筋トレを続ける予定の人はぜひこちらのダンベルを使用してください!

私が一番おすすめする可変式ダンベルはフレックスベルというダイヤル式の可変式ダンベルです!
本格的に自宅でトレーニングしたい!という人は値段が高いかもしれませんが後悔はしません!
- ブロックダンベル
ブロックダンベルのメリットは価格も抑える事ができ耐久性も高い事です。
ダイヤル式に比べて安価であり、重量変更もスムーズに行う事が可能です。
ただ、ダイヤル式ほど重量変更がスムーズではないのも事実です。
2kgごとに変更しようとするとピンの設定だけではできない部分もあるため少し時間がかかります。
その分ピンで重量設定するというシンプルな構造のため壊れにくいという利点があります。
また「オンザニー」と呼ばれる重たい重量を上に持ち上げるときにダンベルを膝に置いて蹴り上げるときにはとてもやりやすくなっています。
可変式ダンベルのまとめ
可変式ダンベルのそれぞれの特徴を表にしましたのでこちらを参考にしていただければと思います。
| 種類 | 重量変更の手軽さ | 最大重量 | 価格 | 省スペース度 | 耐久性 |
| プレート式 | 低 | 高 | 安い | 低 | 非常に高い |
| ダイヤル式 | 高 | 中 | 高い | 高 | 中 |
| ブロック式 | 中 | 中 | 中 | 高 | 高 |
可変式ベンチ
可変式ベンチって何?
可変式ベンチとは、角度を変える事ができるベンチ台のことです。
フラットベンチとは違い角度を変える事ができることで筋トレの幅が格段に向上します。
自宅で筋トレをしたいと持っている人は必ず持っておきたい器具の一つです!
可変式ベンチの予算
可変式ベンチの予算は約6,000円〜購入可能です。
値段による大きな差はそこまでありませんので好みの幅、大きさのベンチを選べば間違い無いありません。
可変式ベンチのメリット
可変式ベンチのメリットは角度を変えられることです。
胸トレを例にあげるとフラットベンチの状態でダンベルフライをした後にベンチの角度を45°にしてダンベルフライをすると、胸の中部・上部を鍛えることが可能になります。
筋トレの幅を増やすことができるので家トレを検討中の方は必ず購入したい器具です!
チンニングスタンド
チンニングスタンドって何?
チンニングスタンドとは懸垂をするためのぶら下がる器具になります。
背中を鍛えるのにとても効果的なのでぜひ導入したい器具の一つです!
チンニングスタンドにはディップスができるタイプなどあります。
とりあえず懸垂さえできれば十分ですので、ディップスも自宅で行いたい!という人は対応のチンニングスタンドの購入をおすすめします。
チンニングスタンドの予算
チンニングスタンドの予算は約6,500円〜となります。
チンニングスタンドに関しては高いものを買う必要はなく予算を抑えて良い器具になります。
安くても懸垂を自宅で行うことができれば背中を十分鍛えることができますのでぜひ購入してください!
チンニングスタンドのメリット
チンニングスタンドのメリットは安く買うことができ、自宅でも本格的に背中を鍛えることができることです。
ディップス機能付きのチンニングスタンドにすれば、大胸筋の下部、三頭筋のトレーニングも可能になります。
ジムと同等の負荷でトレーニングができますのでとてもおすすめです!
自宅トレーニングのメニュー
それでは実際にこの3つの器具を購入することで自宅でどんな筋トレを行うことができるのか?部位ごとに詳しく解説していきます!
ベンチプレス20kg→85kgまで成功した筋トレ分割法はこちらの記事に書いていますのでぜひご覧ください!
オススメの自宅胸トレ3選
- ダンベルベンチプレス(可変式ダンベル+可変式ベンチ)
- インクラインダンベルプレス(可変式ダンベル+可変式ベンチ)
- ダンベルフライ(可変式ダンベル+可変式ベンチ)
このメニューをこなすことで胸の中部・上部を鍛えることが可能になります!
オススメの自宅腕トレ3選
- ダンベルアームカール(可変式ダンベル)
- インクラインダンベルカール(可変式ダンベル+可変式ベンチ)
- キックバック(可変式ダンベル)
上腕二頭筋、上腕三頭筋を鍛えることができます!
オススメの自宅背中トレ3選
- 懸垂(チンニングスタンド)
- ワンハンドローイング(可変式ダンベル+可変式ベンチ)
- ダンベルプルオーバー(可変式ダンベル+可変式ベンチ)
チンニングスタンドのおかげで背中に高負荷をかけることが可能になります!
オススメの自宅肩トレ3選
- ダンベルショルダープレス(可変式ダンベル+可変式ベンチ)
- サイドレイズ(可変式ダンベル)
- リアレイズ(可変式ダンベル)
このメニューで肩の前・中・後部全て鍛えることができます!
オススメの自宅脚トレ2選
- ブルガリアンスクワット(可変式ダンベル+可変式ベンチ)
- ゴブレットスクワット(可変式ダンベル)
強度はやや劣るが、自宅でも脚トレを行うことができます!
【総額10万円以下!】自宅で筋トレができる
これまで紹介した器具を揃えても10万円以下で購入することができます。
この3つの器具さえあれば自宅でも全身をジム並みに鍛えることが可能です。
可変式ダンベルも安価なものを購入すると、より予算を抑えることができます。
仮に毎月のジム代が5000円とすれば、1年ちょっとで元が取れる計算になります。2年以上続けるとコスパは最高になってきます。
この器具を揃えると全身を鍛えられること間違いなしですので、自宅ジムに迷っている方はぜひ参考にしていただければと思います。
少しでも多くの人の参考になれば幸いです。


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